2012-02-19

OPTIMUS LTEの節電方法まとめ(長文。節電用設定からLTEオフまで)

Androidは、購入時の設定では、便利だけれども電源やメモリの消費の多い状態で設定されているので、まずは、不要な機能を停止することから始めることが必要です。
このあたりの作り込みは、iPhoneが優れていますね。

ポイントは
1: 通信をするウィジェットは基本的に削除
2: 自動同期は不要なものは削除
3: 暴走することの多いアプリは使用しない
4: 不要なアプリも削除
5: タスクキラーは使用しない
6: LTEの停止(これは隠しコマンドで行います)

初期準備:
購入したばかりの設定は、かなり電池の消費が多くなっています。
特にdocomo palette UIに登録されているウィジェットはバッテリの消費が大きいものが多いので基本的にすべて削除し、必要なものだけ再登録します。(docomo Palette UI自体が重いので、LGホームやほかのホームアプリに変更するとよいです)

ポイントは、仮にdocomo Palette UIを使用していなくても、ウィジェットは削除しておく必要があるということです。
アンドロイドでは、使っていないホームアプリ上のウィジェットも裏で動作して、通信を行っています。
必ずホームアプリをチェックして、不要のウィジェットやページを削除しておくようにします。

docomo Palette UIで電池消費の大きいウィジェットは以下の4つです。
・Contents Headline
・パーソナルエリア
・マチキャラ
・ichannel

ホームアプリ上のアイコン、ウィジェットは長押しすることで削除できます。
ただし、パーソナルパネルのみは長押しで削除ができません。
以下の方法で削除をしてください。
「メニュー」→「その他」→「ホーム設定」の中にパーソナルエリアがあるので、ここでオフにします。

※標準でインストールされているホームアプリは削除できませんので、もし使わない場合は、不要ページの削除、アイコン、ウィジェットも削除し、「ホームの変更」でユーザデータもクリアして軽くしておくのが望ましいです。(ユーザデータもクリアした場合は、ホームアプリを開いた時点で初期設定が始まってしまうことがあります。その場合は、同じ手順で削除をしてください)

電源消費の大きいアプリケーションの削除、停止:
初期導入されているiWnnは電池消費が大きいです。
より電池消費の少ないIMEへ変更するのがよいです。
おすすめは、ATOKです。有料ですが、使い勝手、変換効率がよいです。
効率よく入力ができるので、操作時間が短縮でき、節電できます。

意外なところでは、ecoモードアプリは電池消費が大きいです。
アンインストールはできませんが、更新の削除で停止することができます。

キータッチの際のバイブレーターもバッテリーの消費が大きいのでオフとするのが望ましいです。
個人的にはバイブレーターは嫌いなのでオフにしています。

電池消費の確認には、標準の電池消費状況の確認のほか、BatteryMixOS Monitorを使うのがよいでしょう。
ZDBoxも見やすいですね。
ただし、これらの監視アプリは、それ自体電池消費が大きいので、使い終わったら、停止もしくは削除をしてください。


自動同期は最小限に:
TwitterやFacebookなどのアプリには、自動同期するものも多いですが、通信頻度が多いとそれだけ電池を消費します。
基本は、手動同期、もしくは更新間隔を眺めにして通信頻度を下げるようにします。アプリケーションによっては立ち上げると最初に同期をとってくれるものもありますので、自動同期は不要なことが多いと思います。
通常は、Gmailのみで十分でしょう。
また、メール系アプリは、Pushが利用できればPushを使用するようにします。
Pullの場合は頻度が多くなりすぎないように設定してください。


暴走することの多いアプリは削除:
アプリによっては作りが悪かったり、ほかのアプリと相性が悪かったりして暴走することの多いアプリケーションがあります。
ホームアプリではAcore暴走が起きやすいもの、ホームアプリ自体が不安定で再起動しやすいものがあります。
暴走をすると本体が熱くなるのでわかると思います。またCPU・メモリの消費が高めのアプリも不要もしくは代替アプリがあれば入れ替えるのがよいでしょう。

ホームアプリでは、Go EX Launcher、Zeam Launcherは電池消費が大きかったです。Launchner ProやADW Launcherも消費量が大きめの傾向でした。
ADWLauncher EXは有料ですが、acoreを使用しないため、acore暴走が気になる場合は、使ってみるとよいでしょう。ADWLauncher EXは無料版のADWLauncherに比べかなりスムーズに動作します。

以前、SwipePadとApps Organizerの併用をしていたことがありましたが、SwipePadの電池消費が大きく使用をやめました。とても便利だったのですが。


ホームアプリの軽量化:
ホームアプリは使用頻度が多いので、電池消費に及ぼす影響も大きいです。
できるだけ電池を消費しない設定にします。
ポイント:
1: ページ数は最小に
スクロールによる操作、メモリの消費を押さえ、節電となります。
登録アイコン数を減らして、1ページ運用とするとメモリの消費を押さえ、操作時間も節約できるので、節電となります。
ADW EXなどのカテゴリ分け、フォルダの利用、Apps Organizerなどを併用すると、操作性を落とすことなく、アイコン数を減らすことができます。
2: 不要アニメーションは停止
アニメーションはCPUを消費しますのでその分電池消費も大きくなります。壁紙のアニメーションの停止、Live壁紙を使用しないことはとても重要です。

タスクキラーは使用しない:
タスクキラーは、監視およびアプリの再起動の発生のよりバッテリ消費が多くなります。Optimus LTEに搭載しているAndroid 2.3はタスクの管理が効率よくなっているため、タスクキラーは不要です。
時々アプリケーションマネージャで手動停止するだけで十分です。
まとめて落としたいは、FastRebootを使用すると、再起動をすることなく、クリーンな状態に戻すことができます。


通信の制御:
とにかくLTEの電池消費が大きいことが問題ですので、不要なときの通信をオフにするのがよいです。
通知エリアをしたにスワイプしてネットワークをオフにするのでもよいですが、Battery+を使用して、スクリーンオフ時は自動で通信をオフにすると便利です。
Battery+をでは、定期通信の設定も指定できるので、2時間に1分間だけ通信などをすると、メールなども受信することができます。
またネットワークをオフにしておいても、SPモードメールの着信通知はきますし、電話の発着信もできるので、使用上問題はないでしょう。

裏技: LTEをオフにする
通常ではできませんが、2chにやり方が載っていました。(Galaxy SII LTEも載っていますね。見つける人は本当にすごいです)
LTEによる電池消費が大きいことはわかっていますので、LTE自体をオフにすることで、電池消費を大きく押さえることができます。3Gのみであれば、ネットワークをオフにしなくても、電池の消費はそれほど大きくありませんので、メールの同期も完璧です。またネットワークを使用する場合もすぐにつながります。(一度切ると再接続までに1分位かかることもあります)
これは標準の方法ではありませんが、Rootは不要です。
本当は、標準でこの機能があればと思うのですが、Xiにトラフィックを流したいというdocomoの思惑がありますので難しいでしょう。

LTEをオフにする方法:
1: ホームからメニュー→設定→無線とネットワーク→モバイルネットワーク→ネットワークモードを選択 。自動→GMSのみとします。
2:ネットワークをオフにします
3:ダイヤルパットで*#*#4636#*#*とダイヤルします。
4:通常だとGSM auto(PRL)となっていますが、GSM onlyとなっていると思います。(もしGSM onlyとなっていない場合は最初からやり直してください)
5:GSM only→WCDMA onlyに変更します。
6:ホームに戻りモバイルネットワークをオンにします

この設定後は、普通に使っている分には、一日たっても半分以上バッテリが残っています。
メールを数通、電話を数回、インターネット、マップの利用ぐらいだと、12時間たった後も70%以上バッテリーが残っています。
GPSやWiFiはオンのままで、ディスプレイもオートのままです。少し多めに使っても十分一日使用に耐えられそうです。

また一度LTEを再度オンにするのも、モバイルネットワークのオフ→オンだけですので簡単です(再びオフにするには再度上記の手順を行う必要があります。)

参考になれば。

2012-02-11

液晶フィルムを買いました。

Optimus LTEの液晶はとてもきれいで、gorillaガラスのためとても丈夫なのですが、指紋がすごくつきます。
光沢なので仕方ない部分もありますが、iPadと比べるとかなり酷く液晶が白くなる感じです。
なので、当初は予定していなかった液晶フィルムを購入することにしました。
買ったのは、レイ・アウト 高光沢防指紋保護フィルム。
貼った印象は ばっちりです。指紋は目立たず、タッチパネルの反応も貼る前と同じで問題なし。滑りも良いです。
とにかく指紋が目立たないので、いつでもくっきりきれいな液晶で使うことができます。

Optimus LTEの設定 覚え書き

初AndroidスマートフォンとしてOptimus LTEを購入した直後は悪夢でした。
待ち受けているだけでもみるみる減るバッテリー。夜寝る前に充電しておいても、翌朝にはすっからかん。
ドコモに問い合わせても、拉致があかず・・・。
それから1週間省電力の設定をし、ようやく使えるようになったのでその覚え書き。
この設定をしてからは通常使用でも十分1日バッテリーが保っています。
  1. docomo UI上にあるすべてのウィジェットの停止。
    これが最も効果が高かったです。
    標準ホームアプリにはcontents headlineとパーソナルパネルの二つのウィジェットが登録されていますが、この二つはとても重いです。
    特にContents Headlineはバックグラウンドで通信をかなり行っているようでした。
    docomo UIのホームアプリは重いのでLGホームに替えていたのですが、docomo UIに登録されたウィジェットは、勝手にバックグラウンドで動き続けていました。
  2. 不要アプリを削除
    最初の起動時に入ってしまったアプリ(ichannelや地図アプリ、ドライブネットアプリ)は削除できないものもありますが、アップデートとユーザデータの削除をし、起動しないようにしました。
    省電力のために入れたecoモードは、却ってバッテリを消費するという謎な動きをしたのでこちらも削除しました。
  3. 自動同期が不要なものは削除
    バックグラウンド同期を止めてしまうと最も効果がありますが、Gmailが自動で受信できなくなるのでバックグラウンド同期は止めていません。
    カレンダー、Gmailのみを自動同期とし、それ以外はオフにしました。
    オフにしてもたいていのアプリケーションは起動時に同期をとりますし、 そうでないものも手動で同期をとればXiの高速通信であっという間に同期ができます。
  4. ウィジェットは基本的に使用しない。
    Evernoteウィジェットを除いて基本的にはウィジェットは止めました。便利そうなものは1つ1つバッテリへの影響を確認しつつ入れていこうと思います。
  5. タスクキラーを使用しない。
    すぐに復活するアプリも多いのでタスクキラーの使用はやめました。意外とこのタスクキラー自体がバッテリーを消費しています。
    アプリケーションマネージャーで手動でKILLしていくほうが良さそうです。
  6. マップの設定を再度チェック
    マップのCPU使用率が高いのでKILLしました。たまに暴走するようです。Latitudeもなぜか動いていたので停止しました。
  7. Battery MIXのモニターを停止
    バッテリを消費するアプリをチェックするために使用をしましたが、これ自体もバッテリをかなり消費するので、不要となったらいったん削除をしています。
  8. GPS、Bluetoothの停止
    この二つはバッテリ消費が多いので停止しています。
  9. ディスプレイの明るさを手動で低めとする
    オートとするとすぐにかなりの明るさになるので10%程度に固定しています。IPSのためか問題ありません。
この設定にして一度再起動をし、OS Monitorで変な通信が残っていないか削除しました。
この結果、夜1時に100%の充電状態でACを外し、翌朝9時にチェックをしたところバッテリ残が97%でした。その日1日マップを見たり、メールをチェックしたり、通話、インターネットと使って、夜0時にみたところバッテリ残は44%でした。このくらいであれば、何とか実用的に使えそうです。
LTEのエリアでは、3Gに比べ通信時のバッテリ消費が大きいので、Battery+を使って30分に1度3分だけの通信をするなども試しています。こうすると本当にバッテリは減りません。30分ごとにメールは受信していますし、復帰も数秒で通信開始となるので、不都合はないですね。 (ただSPモードのメールはサーバに残ったままとなることが増えた気がします。SPモードはインタフェースもよくないし本当に使いにくいですね)
auのWiMAXのように、docomoも通常はFOMA、必要なときだけLTEとできればいいのですが、docomoの施策上、このオプションは今後もないでしょうね。
今回、一番効果があったのはdocomoのアプリの停止でした。docomo UI上のものが、ほかのホームアプリを使用しているときでも有効だったということは盲点でした。
docomoショップや151にも何度か問い合わせたのですが、知らないのか知ってて黙っているのか、この件については教えてくれませんでした。
Galaxy NEXUSはバッテリがとてもよく保つと聞いています。ICSの省電力性もあるのでしょうが、docomoの余計なカスタマイズが 入っていないことが主要因かもしれません。
それにしても、余計なアプリケーションをアンインストールできず、また停止もできずに動き続ける携帯を使わされる現状はかなり問題な気がしますね。

iPad Pro Smart Keyboard Folioを購入しました。

今回Apple純正のキーボード付きカバー「Smart Keyboard Folio」をしました。 iPad Pro 12.9 (2018) を購入以来、iPad Pro 9.7でも使用していたMicrosoft Foldable Keyboardを使っていました。...